とくしまマラソン後夜祭「ランナーズフォトグラフ」が4月20日・21日の2日間、東新町商店街のダンススタジオ「スタジオ・アプローズ」(徳島市東新町2)で行われ、自分の写真を探す多くのランナーでにぎわった。
「ランナーズフォトグラフ」は、同マラソンコース第3給水所付近を走るランナーを撮影し、現像したものを無料配布する取り組み。同マラソン初回開催時から行い、今回では約7000枚の写真が展示された。
撮影地点の通過タイム50分以降を基準に、20分ごとにA・B・C・Dの4グループに分類。幅90センチ、高さ180センチの展示パネル50枚の両側に、それぞれ約140枚の写真を両面テープで貼り付け、自由にはがして持ち帰れるよう展示。ランナーたちは通過タイムを基準に、自分が写る写真を真剣なまなざしで探した。
当日は、カメラマン2人が吉野川堤防コース上の13.5キロ地点でランナーを撮影。車の渋滞を避けるため、川で待機する船で展示場近くの「カメラのキタムラ東大工町」(徳島市東大工町3)まで写真データを運び現像。9時のスタートから3時間後の12時には写真を展示し、13時ごろにはフィニッシュしたランナーたちが集まってきたという。
ランナーズフォトの取り組みについて20代の男性ランナーは「独りで走っていたので、自分の走る姿を撮ってくれていることがとてもうれしい」と笑顔を見せた。