映画「アオハライド」の公開を前に12月4日、監督の三木孝浩さんが徳島県庁を表敬訪問した。
同県阿波市出身で、今年8月に「ホットロード」で「シネマサンシャイン北島」(徳島県板野郡)に凱旋舞台あいさつを行った三木監督。同庁観光国際局長室を訪れ、新田観光国際局長、小笠原文化スポーツ立県局長に、12月13日全国公開される同作品のPRを行った。
一団は当初、同局のみを訪問予定だったが、同時刻に開催されていた「県議会12月定例会」を終え、知事室へ戻る飯泉嘉門知事と廊下で出くわし、担当者がその場で訪問を申し入れたところ、快く引き受けてもらい、知事への表敬訪問も行うことができた。
知事室で三木さんは「『祖谷物語-おくのひと-』の蔦哲一朗監督とは、県出身の監督同士として徳島を盛り上げていこうと話をしている」「地元で撮影するのはまだ照れくささがある。自分と向き合える時期になったら撮りたい」と話した。飯泉知事は「県出身者の方はそういう奥ゆかしいところがありますね」と笑顔で返した。