徳島・銀座商店街のライブハウス「CROWBAR」(徳島市銀座6、TEL 088-625-2046)で8月16日、音楽とお笑いのコラボレーション「ARLy times#2」が開催される。
徳島をとがらせるフリーマガジン「ARL(アール)」と電気仕掛けの音楽隊「NAMiDA」が主催する同イベント。同県出身で、吉本興業(大阪市中央区)所属のピン芸人「中山女子短期大学」(以下、中山さん)の帰省を記念したお笑いライブ「haka mairu day!!」がコラボを展開する。
昨年4月に創刊した「ARL」は、飲食・アパレル店のオーナーや、デザイナー、音楽アーティストなどで編集部を構成。それぞれのオリジナリティーを生かし、主に「音楽、ファッション、映画」などの情報を2カ月に1回発行してきた。「地方を面白くするためには文化水準の向上が不可欠」と、インフラ構築を目的に県外アーティストを積極的に受け入れるなど、イベントの企画・運営に取り組む。
出演アーティストは、下ネタエレクトロアーティスト「佐伯誠之助」、クラブシーンのオールスターで結成するヒップホップユニット「徳島のAITF」、「彼女ができたら忍者をやめる」をモットーに活動するバンド「THE NINJA」、「NAMiDA」、中山さんの5組。音楽とお笑いの融合をメーンに、さまざまなジャンルのアーティストが出演する。
芸人歴9年目を迎え、ボケを得意とする中山さん。芸人を目指し始めたのは小学4年の時。高校卒業後、新人タレント養成所「NSC」に入学。卒業後はピン芸人として大阪を拠点に活動。今年開催された「R-1グランプリ2014」では決勝戦に出場するなど結果を残し、現在はフジテレビの番組「うつけもん」にも出演するなど活動の幅を広げている。
今回、故郷で凱旋(がいせん)ライブを行うことに関して中山さんは「若い人たちにぜひ来てほしい。芸人が地方ライブを行う場合、営業用のネタを披露するのが通常だが、今回地元ということで、もう一歩突っ込んだ『笑い』を繰り広げるつもり。けど、どこまで受け入れられるかが不安」と現在心境を明かす。
18時開場、18時30分開演。詳細はホームページで確認できる。