徳島の入田（にゅうた）球技場（徳島市入田町）で1月2日、「徳島ニューイヤー・サッカーフェスタ2015」が開催された。主催は、スポーツ王国とくしま推進会議、NPO法人 徳島スポーツクラブ・カバロス、徳島出身Jリーガー後援会。

子どもたちとハイタッチをかわす道上選手と増矢選手

　今年で5年目を迎える同イベント。同県出身のJリーガーが集まり、サッカースクールや交流戦のほか、サイン会や選手たちと昼食を食べる交流会が行われ、155人の小学生が参加した。

　イベントには、藤本主税選手（ロアッソ熊本）、平井将生選手（アビスパ福岡）、阿部一樹（徳島ヴォルティス）、木下淑晶選手（同）、佐々木一輝選手（同）、表原玄太選手（愛媛FC）、丸岡満選手（ボルシア・ドルトムント）、道上彩花選手（アイナック神戸）、増矢理花選手（同）、北浦美帆選手（岡山湯郷ベル）ら10選手が参加。子どもたちとの交流を楽しんだ。

　強行スケジュールの中、今年初参加した丸岡選手は「参加できて良かった。子どもたちに夢を与えられる場として、毎年参加したいと思う。子どもたちにはサッカーを楽しむ事と、結果にこだわる事を教えたい」と意気込む。

　なでしこリーグで活躍する道上選手は「今年はなでしこから3選手が参加した。県内の女子サッカーをする子どもたちの後押しになればうれしい。自分たちの時代よりも女子サッカーの環境は良くなっている。このイベントを通して、なでしこを目指す子どもが一人でも増える事になれば」と期待を寄せる。