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鳴門でコウノトリを育む餌場づくり ビオトープボランティアチーム発足

トンボの生育状況を調べるボランティア

トンボの生育状況を調べるボランティア

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 国の天然記念物コウノトリの保護に取り組むNPO法人「とくしまコウノトリ基金」(徳島県北島町)が8月22日、コウノトリの餌の確保のため、ビオトープ整備し管理するボランティアチームを発足した。

 発足したボランティアチームの第1回目の研修会では、公益財団法人「日本生態系協会」(東京都豊島区)の布川洋之主任研究員を講師に招き、参加者はトンボの生態や分類、調査方法、トンボに適したビオトープの管理方法などについて学んだ。座学の後、営巣近くの水田・水路を飛ぶトンボを採取し、三角紙に包み板東南ふれあいセンターへ持ち帰った。参加者は種類の同定、性別、成熟、未成熟の見分け方を学んだ。その後、採集したトンボは屋外へ放された。

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コウノトリ基金は、鳴門市内の休耕田を活用しビオトープでコウノトリの餌としてフナなどの魚を育てている。今後は、ヤゴなどの昆虫や水生生物も増やす予定だ。ボランティアは、生き物調査やビオトープの草刈りなどの作業を手伝う。

 熊谷幸三理事長は「研修会は、ボランティアの知識を増やし、技術を高めてもらい、皆さんの協力でコウノトリの安定した野生復帰に役立てていきたい。研修会に参加した子どもたちが徳島で生息しているコウノトリを守る活動を通じて、いろいろな経験をしてほしい」と話す。