レキシルとくしま(徳島県立埋蔵文化財総合センター)(板野町)で現在、開館25周年を記念した特別企画として「レキシルとくしま重要文化財展」が開催されている。
2005(平成17)年11月3日に開館した同館は今回、館所有の重要文化財3件104点を初めて公開した。期間中、徳島県内の遺跡から出土した3つの重要文化財「矢野銅鐸」「観音寺・敷地遺跡出土品」「矢野遺跡出土品」の実物を展示している。
11月3日に行った展示解説には午前・午後の部を合わせて18人が参加。同館スタッフ・藤川智之さんの解説に耳を傾けた。藤川さんは「今回の展示は3件の重要文化財を一堂に見てもらえる初めての機会。全て実物での展示なので、多くの方に直接見ていただければ」と来館を呼び掛ける。
開館時間は9時30分~17時。入館無料。月曜・祝日と年末年始は休館。11月22日まで。