24時間フィットネスジム「ライト24万代町店」(徳島市万代町)で6月5日、7月24日に開催される「徳島県メンズフィジークオープン大会」に向けたポージングの練習会が始まった。
オーナーの戸田秀一さんは「大会に出るために何日もかけて体を作り、食事制限にも耐え、筋肉を仕上げても、見せ方が良くないと減点の対象になってしまう。腕の位置や意識一つで全く変わるので、大会に出場したいと思っている人はもちろん、興味のある人は気軽に参加してほしい」と話す。
筋トレブームもあって注目されるようになったフィジーク。フィジークにおける「かっこいい」の基準は、「ビーチにたたずんで爽やかな感じの肉体」(戸田さん)だという。
大会では筋肉の大きさのバランスや、体脂肪が少なく筋肉が浮き出ているかなど細かく審査される。真正面のフロントポーズに始まり、右に回転しながら筋肉を見せていく。「筋肉の仕上がり具合は『カット』といわれる筋肉の溝に現れ、ステージ上で強いライトを浴びても仕上げた筋肉がよりよく見えるよう、肌を黒く焼いて陰影を強調する」という。
そのため、ジムには日焼けマシンも完備。「大会に出場する人同士はライバル関係になるが、切磋琢磨(せっさたくま)しながら大会までのモチベーションを高める場にしてもらえたら」と戸田さん。