徳島県那賀町とBABY JOB (大阪市淀川区)が8月29日、子育て支援連携協定を締結した。
これにより同町ではBABY JOBが提供するおむつのサブスクリプションサービス「手ぶら登園」を利用し、9月1日、町内のこども園などでおむつとお尻ふきの無償提供を始める。対象は町内4カ所にある認定こども園などに通う児童。こども園を利用していない未就園児がいる世帯も利用できる。子育て支援センターに行けば無償でおむつなどを受け取ることができる。
おむつのサブスク利用は県内初。調印式では橋本浩志町長が、保護者が登園のために用意するおむつやお尻ふき、水筒、連絡帳などが入ったバッグを見て、子育ての大変さを思い出す場面も。橋本町長は「これまでも使用済みおむつの持ち帰り廃止など、さまざまな子育て支援策を実施してきたが、さらに保護者や保育士の負担軽減を目指し『手ぶら登園』を導入した。おむつの準備からも解放され、家計の負担軽減にもなる。さらに、きめ細やかな子育て支援、負担軽減の検討を進めていきたい」と話す。
同町ではこの他、産後パパ育休の推進のための『パパも活躍!夫婦で育休・保活応援BOOK』の配布や保活情報サイト「えんさがそっ♪」の活用など、BABYJOBと連携して子育て支援の充実を図るという。