徳島・鳴門の佐々木農園(鳴門市大麻町)が12月16日、ラッキー「7」型のレンコンを掘り当てフェイスブック上で話題となっている。
同農園9代目の佐々木栄治さんが喜びと驚きを同サイト上に投稿したところ大きな反響があった。「年末ジャンボを買いに行きない」「年末に縁起がいいですね」「いい波来ていますね」「1本7,777円で売れると思う」など多くコメントが寄せられ、「いいね」も一気に増えた。
年末の24日~26日はレンコン出荷の最盛期で、この日も早朝から家族・作業員総出で畑に入り収穫していた。午前中の収穫を終え、午後から土を落とす作業をしている最中、このレンコンが発見された。掘り当てたのはおそらく父の照夫さんだが、収穫時はあまりの忙しさに気付きもしなかった。
このレンコンを最初に発見したのは同農園スタッフの関原さん。「思わず声が上がった」という驚きの声を聞いた栄治さんが「何事かと思い目をやると、ラッキー『7』の形をしていたので、とても驚いた」とその時の様子を話す。
通常レンコンは真っすぐ成長するため、専用洗浄機で土を落とすが、曲がった7の形では機械に通すことができず、折らないよう直接水を吹き付けて洗い撮影した。
「農業に従事して6年間。L字型のものはたまに見つかるが、このような形は見た事がない。生育上、コの字になるのは極めて珍しいこと」と驚きを話す。「今年の春には『四国大陸の形』をしたイチゴも収穫した。一年の締めくくりに奇跡のラッキーセブンを掘り当てたのはとてもうれしい」と顔をほころばせる。