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徳島・万代町倉庫で「水辺の映画祭」-曽我部恵一さんのライブも

海、空、山、川、藍色の「青い」から「あおい」と名付けられた

海、空、山、川、藍色の「青い」から「あおい」と名付けられた

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 徳島・万代中央ふ頭(徳島市万代町5)で5月17日、水辺の映画と音楽の祭典「徳島あおい映画祭」が開催される。

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 映画、音楽、トークショーの3部で構成する同映画祭。同県出身の映画監督川原康臣(やすおみ)さん、川原さんと親交のある岡太地(だいち)監督、コラボミュージックビデオを制作したサニーデイサービスの曽我部恵一さんらを迎える。

 映画は、川原・岡両監督が脚本を交換し、東日本大震災直後の東京で暮らす人々の心情を短編映画として描いた「ゆれもせで」「きをつけてね」の2作品で構成する「ぼくらのじしん」を上映。音楽では、曽我部恵一さんがスペシャルライブを行い、ミュージックビデオ「バカばっかり」の上映後は3人のトークショーを開く。

 川原監督は中学生の頃から映画監督を目指し、大阪の専門学校で学んだ後、同県内の映画館に就職。そこで同映画祭を務める同実行委員長の堀江さんと出会い、2004年に同僚4人と自主制作映画「おわりはおわり」を撮影。翌年の2005年に「ぴあフィルムフェスティバル」で審査員特別賞を獲得したという経緯を持つ。

 今回の映画祭開催について、川原監督は「映画と音楽の祭典は珍しいこと。徳島の川のイメージに最適な場所でできることがうれしい。東京でつくった作品が地元でどういう反応になるかとても楽しみ」と話す。今回の映画祭を企画した堀江さんは「映画に関わると、表現するものの見方が変わるから面白い。作り手と観客が分離している時代。観客も含め、関わる人たちと見る喜びを共に感じたい」と意気込みを見せる。

 開催時間は14時30分~。入場料は、前売り=3,500円、当日=3,500円。

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