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とくしまマルシェでコウノトリの巣作りワークショップ はく製初披露も

とくしまマルシェでコウノトリの巣作りに取り組む参加者親子

とくしまマルシェでコウノトリの巣作りに取り組む参加者親子

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 しんまちボードウオーク一帯で開かれている産直市「とくしまマルシェ」で11月29日、NPO法人「とくしまコウノトリ基金」が主催するワークショップ「コウノトリの巣を作ろう」が開催された。

世界で3体目の「触れる」コウノトリのはく製

 事前申込者と「とくしまマルシェ」を訪れていた親子連れなどが、徳島大学大学院社会産業理工学研究部准教授河口洋一さんの指導の下、実物大の巣作りを体験した。参加者は軍手をはめ、台の上にあらかじめ円状に置かれた太い木の枝の内側に、直径1~3センチの枝を敷き詰めた。次に、細い枝を束ね巣の底になる部分に差し込んでいくと周囲の高さが約10センチに立ち上がった。その中に乾燥した竹の枝やわらを入れ、30分ほどで直径180センチの巣が完成した。

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 最後の仕上げに、子どもたちが順番に巣の中に入り、枝やわらを平にするために足で踏み固めた。徳島市から家族で参加した北岡拓己くん(小2)は「巣の中のわらを踏んだら枝が痛かった。ヒナのぬいぐるみは重かった」と話す。

 巣のそばでは、世界で3体目となる「触れる」コウノトリのはく製が初披露された。このはく製は兵庫県豊岡市生まれのオスのコウノトリで、昨年、徳島県内で事故死した。天然記念物のコウノトリに直接触ってもらいたいという目的で人が触れても危険ではない薬剤で作成された。

 河口さんは「前回の巣作りワークショップは徳島動物園で行った。今回は、とくしまマルシェだったので、展示物の大きな鳥や巣を見て足を止めてくれる人もいて、コウノトリを知らない人が興味を持ってくれる機会になり良かった」と振り返る。

 会場では、コウノトリれんこん、れんこんポタージュなどの加工品、とくしまコウノトリ基金が本家松浦酒造と協力してビオトープで栽培した米で造る酒の予約が行われた。コウノトリのはく製は12月1日~25日、徳島県庁1階県民ホール中央付近で展示する。