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ラーメン店の新メニューは「コオロギみそラーメン」 環境問題も意識

「コオロギみそラーメン」を提供する「中華そば田村」店主の田村さん

「コオロギみそラーメン」を提供する「中華そば田村」店主の田村さん

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 徳島県北島町のラーメン店「中華そば田村」(北島町鯛浜)が4月21日、食用のコオロギを使ったみそラーメンの提供を始める。

コオロギみそラーメン

 2003(平成15)年創業の同店は2012(平成24)年から、現在の場所で営業している。基本的な徳島ラーメンと併せて、個性的なラーメンの新メニューを定期的に提供している同店。店主の田村佳久さんは、新しいラーメンを作ることでさらにいいラーメンを作る勉強にもなるという理由で、約2カ月に1つ程度、新しいメニューを提供している。

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 今回のコオロギみそラーメンは、常連客でもある知人から、徳島で食用コオロギを販売するベンチャー企業のグリラス(鳴門市撫養町)を紹介されたことがきっかけで生まれた。

 田村さんは、同社のホームページを見て地球環境や食糧危機への取り組みに共感し、コオロギを利用した新メニューの開発を始めた。同店でも、普段から使っているメンマなどの食材の値段が上がったり、手に入りにくくなったりした経験があったことから、10年後も今と同じ食材を使い続けることができるか分からないという問題意識を感じた。

 新メニューの提供について、田村さんは「昆虫が苦手だという人がいる反面、興味を持っている方も多くいる。食べてもらえればコオロギはおいしい食材だと認識してもらえるはず。このラーメンをきっかけに環境や食糧危機について考えるきっかけにもなってくれれば」と期待を込める。

 コオロギみそラーメンは、小=1,000円、大=1,050円。150円で約40匹分のコオロギを追加でトッピングできる。提供期間は、客の反応を見ながら約3カ月程度を見込む。

 営業時間は11時~21時。木曜定休。

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